Encyclopedia Penguinnica 私家版ペンギン百科

ガラパゴスペンギン


評価

絶滅危惧種 EN A2bde; B1ab(v)c(iv)+2ab(v)c(iv); C2a(ii)b

 判定

長期的な観測は、この種が厳しい変動経験しつつあることを示している。海洋の摂動(エルニーニョなど)の結果、より危機的になっていると思われる。これらの摂動は30年間(3世代相当)で50%もの個体数の非常に急激な減少を引き起こしている。さらに、非常に個体数が少なく、繁殖地がたった1ヶ所と非常に狭い範囲に限られている。これらの要素により絶滅危惧種として判定した。

推移

1988年
危急種
1996年
危急種(VU A1a, C2b)
2000年
絶滅危惧種(EN A1bde, B1+2e+3d, C2b)

摘要

 主な脅威

  • 生息地の喪失/減少−漁業による採集(将来)
  • 外来種(直接種に影響を与える)−捕食者(進行中)
  • 収穫(狩猟/採集)−食物−自給用/地域経済(進行中)
  • 汚染−大気汚染−地球温暖化/海洋温暖化(進行中)
  • 汚染−水質汚染−油膜(将来)
  • 自然災害−その他(進行中)
  • 人間の干渉−レクリエーション/観光(進行中)

 個体数の動向


 保護活動

  • 政策単位の活動−法律(必要)
  • コミュニケーションと教育−見識(必要)
  • 研究活動−動向/モニタリング(必要)
  • 生息地/場所単位の活動−維持/保護(必要)
  • 種単位の活動−回復の維持(必要)
  • 種単位の活動−その他(必要)

編者コメント

エルニーニョなどの影響を受けていることに加え、ガラパゴス諸島にしか生息していないということが絶滅危惧種としての判定理由とされている。2001年にも原油流出事故が起きたばかり。ペンギン類の中ではもっとも危機的状況にある種と考えられる。近絶滅種にならないように、何らかの対策が必要なのでは。

主な脅威
採取、人間の干渉、外来種、自然災害、大気汚染、土壌・水質汚染